便秘解消
減量中の悩みNo.1! 便秘解消のポイント

減量中は、カロリーを意識して今までよりも食事量が少なくなるため、便秘になる方がとても多いです。減量中でもポイントを押さえてしっかり食べれば便秘にならず、排便習慣を維持した生活を送ることが出来ます。
腸内環境を整えよう!

口から取り入れた食べ物は、胃で消化されて腸で吸収されるので、腸の状態が悪いと栄養素が充分に吸収することが出来ません。しっかりと腸内環境を整えて、栄養素を吸収しやすい環境を作りましょう。
腸内環境を整えるための食事
腸内環境を整えて、スムーズな排便習慣にするためには「水分」「食物繊維」「乳酸菌」の3つがポイントになります。

- ①水分
- 「冬になると便秘になる」という方もいらっしゃいますが、それは寒い時期に『水』『お茶』など水分を摂る量が自然と減少してしまうことも原因の1つです。水分は、便をやわらかくして流動的にする役割があり、腸の壁についている「宿便」を水分の力で浮き上がらせ、腸内を掃除します。1日2リットルを目安に水分(ノンカロリー、ノンカフェインの水、お茶など)を摂るようにしましょう。
- ②食物繊維
- コレステロールなどを絡めとり、体外に排泄する役割の他に、水分を保持する力があるので、便をやわらかくして排便を促します。また、腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあります。
- 【食物繊維の多い食品】 野菜類、海藻類、きのこ類など。

- ③乳酸菌
- 腸内細菌には悪玉菌と善玉菌があり、健康を維持するためには善玉菌と悪玉菌のバランスが重要です。生まれたばかりの頃は腸内細菌の99%が善玉菌ですが、年齢を重ねたり、様々な食べ物を口にすることによって悪玉菌の割合が増えてきます。成人になるころには善玉菌は約15%程度になってしまい、さらに年齢を重ねると善玉菌は1ケタまで減少すると言われています。善玉菌と悪玉菌のバランスを維持し、腸内環境を整えるためには、乳酸菌などの入った発酵食品を食事に取り入れるようにしましょう。
- 【乳酸菌の多い食品】 ヨーグルト、チーズ、みそ、塩麹などの発酵食品
腸を刺激することも重要です!

腸内環境を整える食事を心がけても、腸の動きが鈍くなることで便秘になりやすいと言われています。運動をして腸を動かしたり、マッサージで腸を刺激するのはとても効果的です。「腹筋運動」や「”の”の字マッサージ」を毎晩寝る前に取り入れてみると良いでしょう。